
トヨタ クラウン ロイヤル|フロント右側・タイヤ周辺の損傷を板金塗装で修復。上質な一台だからこそ、塗装に妥協しない。
今回ご紹介するのは、三重県伊勢市にお住まいのお客様からご依頼いただいた、
トヨタ クラウン ロイヤルの板金塗装修理事例です。
フロント右側・タイヤ周辺に生じた損傷を、板金塗装で修復しました。
クラウン ロイヤルは、長年にわたり日本の高級セダンの頂点として存在してきた
一台です。威厳のあるボディライン、深みのある塗装、重厚な存在感——オーナーが
その一台に込める思いの重さは、他の車とは少し違うところがあります。
だからこそ修理においても、「なんとなく元通りに見える」だけでは不十分です。
直したとまったく分からない状態に戻すこと。それがこの車には求められます。
AUTOPが今回の施工でとりわけ丁寧に向き合ったのが、塗装工程です。
損傷の状況|フロント右コーナー・フェンダー・タイヤハウス周辺の複合ダメージ
| 車種 | トヨタ クラウン ロイヤル(TOYOTA CROWN ROYAL) |
|---|---|
| お住まい地域 | 三重県伊勢市 |
| ご相談内容 | フロント右側・タイヤ周辺の損傷(へこみ・擦り傷) |
| 損傷箇所 | フロントバンパー右コーナー/右フロントフェンダー/タイヤハウス(ホイールアーチ)周辺 |
| 施工内容 | 板金修正(叩き出し・面出し)/ホイールアーチ稜線の復元/パテ処理・下地処理/調色・本塗装・クリアー仕上げ/磨き上げ |
| 塗装対応 | ▲ 高精度 高級セダン特有の深みある塗装に対応。テストピースによる調色確認を実施 |
| 難易度 | ▲ 高 フェンダー曲面・ホイールアーチ稜線の精密復元+高級車塗装の調色精度 |
| 仕上がり | 損傷箇所が分からない状態へ復元。塗装の深みと面の連続性を維持 |
※ 施工内容・費用は損傷の程度により異なります。お見積もり・ご相談は無料です。まずはお気軽にご相談ください。
お預かりした時点での損傷は、フロント右側の斜め方向から受けた衝撃によるものでした。
・フロントバンパー右コーナー周辺
・右フロントフェンダー
・タイヤハウス(ホイールアーチ)周辺
これらの範囲に、へこみと擦り傷が複合的に入っている状態です。
フロントコーナーは、バンパー・フェンダー・ヘッドライト周辺という複数のパーツが
集まる「パネルの合流点」です。1か所の衝撃が複数のパーツに影響を及ぼしやすく、
まず損傷範囲の全体像を正確に把握することが、修理方針の起点になります。
今回は各部を板金修正したうえで塗装で仕上げる方針を採りました。
フェンダーとタイヤハウスの板金|曲面と稜線が多い難しい箇所

フロントフェンダーは、車のボディの中でも特に面の変化が多い部品です。
タイヤハウス(ホイールアーチ)に向かって大きく湾曲し、バンパーとの境目には
キャラクターラインが走っています。力を受けると変形しやすく、修正するときも
「叩き戻すだけ」では元の面に戻りません。
当て木をあてがいながら裏から少しずつ起こし、元の曲面を手で取り戻していきます。
特に注意が必要なのが、ホイールアーチのエッジラインです。タイヤハウスの縁を
形成するこの稜線は、クラウンのサイドシルエットを引き締める重要な意匠要素です。
ここが少しでも丸みを帯びたり、波打ったりすれば、車全体の印象が崩れます。
削って、埋めて、研いで、元の稜線を手で作り直す。地味ですが、省略できない工程です。
高級セダンの塗装が求めるもの

今回の施工でとりわけ力を入れたのが、塗装の工程です。
クラウン ロイヤルに代表される高級セダンは、その多くが深みのあるメタリック塗装や
パール塗装を採用しています。単色の塗料ではなく、光の粒子が塗膜の中に浮かぶような、
多層構造の塗装です。
この種の塗装には、独自の難しさがあります。
調色の難しさ。
メタリック粒子やパール粉は、粒の大きさ・密度・方向によって見え方が変わります。
カラーコードをもとに調合しても、吹き方・塗膜の厚み・乾燥時間によって発色が変わるため、
テストピースを実際の車体に当てて光の下で確認し、また微調整する——この作業を
繰り返さなければ「合っている」とは言えません。
面精度の要求の高さ。
高級セダンの塗装面は、まるで鏡のように周囲を映します。深みのある塗装であれば
なおさらです。ごくわずかな面の歪みが、映り込んだ光の線の乱れとして現れます。
白や薄い色なら目立たないレベルの歪みが、濃い色・深みのある塗装では
はっきり見えてしまう。
「下地処理でほぼ決まる」という言葉がありますが、高級車においてそれは
特に当てはまります。塗ってからやり直すことはできません。
塗る前に、どこまで面を作り込めているか——それがすべてです。
丁寧に積み上げた工程

今回の施工は、次の流れで進めました。
- 損傷範囲の確認・修正方針の決定
- 板金修正(フェンダー・バンパーコーナーの叩き出し・面出し)
- タイヤハウス周辺・ホイールアーチ稜線の復元
- パテ処理(薄く、必要な範囲のみ)
- 研磨・下地処理(サフェーサー)
- 調色(テストピースで車体色に合わせる)
- 本塗装・クリアー仕上げ
- 磨き上げ・最終確認
各工程で確認を怠らず、一工程ずつ積み上げることだけを意識した施工です。
こんな方は、一度ご相談ください
・クラウン・高級セダンの板金塗装を任せられる工場を探している方
・フロントコーナーの複合損傷で、修理範囲の判断に迷っている方
・塗装の仕上がりにこだわって修理工場を選びたい方
・ディーラーの見積もりを見て、別の選択肢も検討したい方
・他社の見積もりを持って比較検討したい方
「高級車の修理をどこに出せばいいか分からない」という方も、
まずはお気軽にご相談ください。
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